葬儀後の手続きについて

葬儀後に行うべき手続き

ご遺族が亡くなり、通夜も葬式も済ませるとほんの少しだけ気持ちに余裕が生まれてきます。
それでも悲しみから立ち直るにはまだ早く、食欲が落ちてしまい一日中涙が流れてしまうこともあるでしょう。
それでもその悲しみを乗り越えつつ、いくつかの手続きを行う必要がありますので、ポイントも交えながら紹介します。

まずは、時間がかかるものから取り掛かるといいです。
葬式の際に用いていた位牌は白木の仮位牌であったはずです。
そこに戒名が書かれていますが、それはあくまでも仮ですから魂を移し替える本位牌を準備してください。

葬儀場でも手配してくれますが、木の種類や字体を選べる仏具店ならば、自分の予算にあわせて選ぶことができます。
戒名を入れるのに時間がかかる場合もありますから、これだけは四十九日の開眼法要までには用意してください。

埋葬する墓地があれば、お寺などにも連絡を入れてください。
最近の葬儀では、セレモニーホールなどを利用していることも多く、家族葬や音楽葬などではお寺の僧侶を呼ばないで済ませていることも多々あるようですから必ずお寺などに電話をしてください。
埋葬するにあたり諸々の準備をしてくれます。

忘れがちな公的機関の手続き

さて、次に大切なことは公的機関などに提出する書類などです。
もしも土地や物件を所有されている方であれば、遺産相続に関する手紙などが存在しないか、自宅内や銀行の貸金庫などを確認してください。
相続するものが出てきた場合に、亡くなられてから3か月以内に家庭裁判所に相続の意志があるかどうかを書面にて提出します。

社会保険に入っている方が亡くなられた場合には、3か月以内に社会保険事務所に埋葬料の申請をしてください。
葬儀費用は対象ではありませんが、霊きゅう車・火葬の費用と僧侶にお渡しするお布施が埋葬料として請求できますが、5万円以下となります。

医療費も高額になるほど長期の入院や手術をされていた方は、加入している社会保険事務所に高額医療費の請求をしてください。
還付金として返還されるものもありますし、忘れないうちに申請をしておくことをおすすめします。

入院先の病院でも紹介されているかもしれませんが、国の指定する難病であった場合には居住地域の保健所に申請することで高額の医療費が無料になることもあります。
まずは、それに当てはまっていなかったか、既に申請しているかなども確認するといいです。

年金に加入されていれば、年金手帳に書かれている電話番号に連絡を入れてください。
今後はどうすればいいのか、そこでも確認できますし詳しく聞ける人に代理で電話してもらいといいです。

生命保険やご近所への挨拶も忘れずに

生命保険に加入されていれば、死亡届けを提出しなければいけませんので速やかに電話をしてください。
医療費も支払い対象になっている場合には入院先からも医療証明の領収書などを取り寄せることがあります。
最後になりますが、通夜や葬儀に来ていただいた方への挨拶状も忘れずに済ませておきましょう。