通夜の流れ

通夜の運び

通夜というのは、元々は近親者だけで行われるものでした。
実際に多くの人に集まってもらうのは告別式の役割であったわけです。

しかし、最近では身近な人も含めて行う事が多くなっています。
ただ、その代わりに通夜自体のスケジュールが短くなってきており、時間を短縮して行う「半通夜」という形式が取られる事が多くなりました。

特に都心部においては半通夜形式を取る場合が多くなっており、時間自体は2時間程度で終わるようになっています。
ただ、地方においてはまだまだ夜通し通夜を行う場合もあるため、その点については地域や家庭などについて事前に確認しておくのが良いでしょう。

とはいえ、夜通し通夜の場合にも夜通しで行うのは近親者のみというのが基本であり、全参加者が夜通しで行うわけではありません。

一般的な参加者の場合、参加する時間自体はあまりかわらないと言えます。

基本的な流れ

それでは、通夜における基本的な流れについて紹介します。
今回は参列者側の視点から通夜のスケジュールについてたどります。

まず最初は、斎場に到着する所からスタートします。
実はこれが重要なポイントの一つで、上記の通り通夜は半通夜形式が多く、時間が短くなっているため、少しでも遅れると参加出来る時間が極めて短くなってしまいます。

時間内に遅れることがないように余裕を持って到着するようにしましょう。
斎場に到着したら、まず必ず携帯電話の電源を切り、式の途中で鳴ってしまうことがないようにします。

次に受付を行います。
受付では必ずお悔やみの言葉を述べるようにしましょう。

「この度はご愁傷さまです。平素よりお世話になっておりました」というような内容で構いません。
これに合わせて香典を渡して記帳を行います。

夫婦で参列する場合、香典袋には夫婦連名とする場合が多いものの、記帳は両方が記載するようにしましょう。
こうすることによって、開催者側が参加者のことを具体的に把握できるようになり、あとで便利であるためです。

受付を済ませると返戻品の引換券を受け取り、焼香が行われるまで待つようにしましょう。
式場によっては着席が行われることもありますが、この場合には前の方から詰めて座るようにします。

自分の焼香の版が回ってきたら、マナーにしたがって焼香を行います。
この焼香の方法や流れについては「焼香のマナー」の項目の方で詳しく紹介するため、そちらをご参照下さい。

焼香が終わったら、通夜振る舞いの席に案内されることになります。
この通夜振る舞いも通夜の一部であり、故人に対する弔意を示す意味があります。

そのため、通夜振る舞いも自体することなく受けるようにしましょう。
ただし、その後長居するのはマナー違反となるため、形式的に通夜振る舞いを受けたら返礼品を受け取って帰宅するのが基本となります。

もし、翌日の告別式に参加することが出来ない場合にはこの場で直接遺族にお悔やみの言葉を伝え、さらに明日参列できない旨と謝罪を伝えるようにしましょう。

これで参列者にとっての通夜は終了となります。